歯が折れた場合の将来治療費

こんにちは。

将来治療費に強い弁護士の大薄(おおすき)です。

将来治療費に関して嬉しい結果が出ましたのでご報告させていただきます。

結論としては、相手方保険会社の初回提示額が約15万円であったところ、約80万円という結果で示談することができました(約5.3倍の増額)。

被害者の方は、小学生の女の子であり、交通事故によって、前歯が少し欠けてしまったとのことでした。

欠けてしまった歯は永久歯であり、親御様は、大切な娘さんの歯が欠けてしまったにもかかわらず、約15万円という提示金額に対してかなりのご不満を持たれておりました。

親御様からのお話をお伺いしていくと、歯の治療に関して、主治医の先生は、将来的に定期的なメンテナンスが必要となると述べているということが分かりました。

そこで、主治医の先生から、どの程度の頻度で定期的なメンテナンスが必要となるのか、当該メンテナンスに必要な費用はどの程度掛かるのかなどに関する意見書を作成いただいた上で交渉にあたりました。

一般に、将来治療費は、不確定な要素を多分に含むこともあり、認められにくい傾向にありますが、適切な立証資料を用意して交渉にあたった結果、大幅な増額となりました。

弁護士の大薄は、交通事故の被害者側の法律問題を中心に取り扱っております。

セカンドオピニオンも大歓迎ですので、交通事故の示談交渉で疑問を持たれたかたなど、是非ともお気軽にご相談ください。

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