受任から約1か月で700万円が1300万円に?!

千葉で交通事故の被害者側の弁護士をしている大薄です。

先日、良い示談が成立したので、ご報告いたします。

ご相談者の方には、後遺障害11級(脊柱の変形障害)が認定されていました。

それをもとに、相手方保険会社から示談書が適切なものか否かというご相談でした。

後遺障害の認定理由も含めて検討しましたが、後遺障害等級認定は妥当ではあるものの、金額的にはいわゆる自賠責基準・任意保険基準によるもので、妥当とはいえませんでした。

そのため、相手方保険会社との示談交渉を受任して対応することとなりました。

後遺障害14級を超える示談交渉は、金額的に大きな部類に入るため、保険会社側の対応として、間に第三者を入れた手続きでなければ、適切な金額の決裁が下りない傾向にあるよう感じていますが、今回の相手方保険会社は、早期に適切な金額の提示を行ってきました。

その結果、入通院慰謝料、後遺障害慰謝料、後遺障害逸失利益ともに、裁判所基準での算定となり、結果的に、当初約700万円の提示額が約1300万円での示談となりました。

a訴訟となれば、相手方保険会社も時間や費用を要すること、b紛争処理センターでの解決であっても、時間を要することを踏まえると、紛争処理センターに移行した場合に想定される結論を早期の時点で提示していた相手方保険会社の対応は合理的であったと感じます。

受任から解決まで約1か月の極めて早期解決となりました。早期・適切な解決は被害者側にとってはもちろんのこと、相手方保険会社側にとっても良い話と思います。

今後もこのような保険会社の対応が増えることを(淡く)期待したいと思います。