手術を受けて改めて感じたこと
交通事故の被害者側の事件を中心に活動をしている弁護士の大薄です。
少し前ですが、両肩周りの手術を受けました。
幸い、経過は良好で業務に支障もありません。
部分麻酔での手術であったため、意識はばっちりありました。
時間すると1時間30分ほどだったかと思います。
当然、手術を受けている最中に私ができることはなく、なされるがままという状態でした。
事前に色々と説明は受けているのですが、手術の現場は先生にお任せするしかありません。
手術を受けながら、交通事故の被害に遭われて手術を受ける方の気持ちを考えました。
また、手術という複雑な問題を医師にお願いすることと同様に、法律問題という複雑な問題を弁護士という専門家に依頼する依頼者の方々の気持ちにも思いを馳せました。
手術が無事に終了すると、医師に対する感謝の気持ちが湧き出てきました。
医師にとって、今回の手術は、数百回実施してきた手術の1例に過ぎないかもしれませんが、手術を受ける私にとっては、最初で最後の1回です。
これは、法律問題を弁護士に依頼する方も同様かと思います。
今回の手術を通して得た経験は、今後の弁護士業務を遂行するにあたって改めて大切にしていかなければならないと感じました。