歩行者と自動車の事故で、提示金額が約230万円→約370万円での解決となった事例

事案の概要

 歩行者と自動車の事故で、後遺障害14級9号(局部に神経症状を残すもの)が認定された事案(症状固定時年齢33歳)で、相手方保険会社の提示金額が約230万円であったところ、交渉の結果、約370万円での解決となった事例

争点

傷害慰謝料、後遺障害慰謝料、後遺障害逸失利益

コメント

 交通事故の示談交渉は、弁護士に交渉を依頼することで、金額が増額することが少なくないです。特に、骨折を伴う場合には、自賠責基準と裁判所基準の差が大きくなるため、弁護士に依頼することによる増額の幅は大きくなる傾向にあります。今回の被害者の方は、骨折を伴う事故であったため、大きな増額となりました。交通事故の示談金額が適切であるか否かは、交通事故を得意とする弁護士に査定をお願いすることをお勧めします。

弁護士費用

 示談交渉を受任の範囲として、「18万円+獲得金額の8%、ただし、獲得金額と相手方保険会社の提示金額(約230万円)との差額の50%を上限とする」という内容で契約し、弁護士報酬や実費を控除して、お手元に約315万円が残ったもの。