自動車と自動車の事故(因果関係否定)で、相手方提示額0円→訴訟の結果、約80万円での解決となった事例
事案の概要
自動車と自動車の事故(逆突事故)で、自賠責保険により事故との因果関係が否定された事案で、相手方から債務不存在確認訴訟が提起されていたところ、訴訟の結果、事故と受傷結果との相当因果関係が認められて、約80万円での解決となった事例
争点
治療費、休業損害、入通院慰謝料
コメント
受傷の有無が争われるような場合には、加害者側が被害者側に対して治療費等の支払義務がないことの確認を裁判所に求める債務不存在確認訴訟を提起してくることがあります。今回のケースも、加害者側から被害者側に対して債務不存在確認訴訟が提起されたものでしたが、事故態様や受傷状況、治療経過などを丁寧に主張・立証したことで、治療期間を約8か月とする内容の和解で解決することができました。受傷の有無が争点となる事案は、交通事故事件の中でも難しい対応が要求される類型の1つです。受傷の有無が争点となっている場合は、交通事故を得意とする弁護士へお早目にご相談ください。
弁護士費用
訴訟を受任の範囲として「獲得金額の50%(税込55%)」という契約で、弁護士費用や実費を控除した結果、お手元に約36万円が残ったもの。