優先道路を自動車で走行中に、一時停止無視の自動車に衝突され死亡した事案で、提示額約3800万円→約6650万円での解決となった事例
事案の概要
被害者の方が優先道路を自動車で走行中、一時停止を無視して優先道路に進入してきた自動車に衝突されて死亡した事案(享年48歳)で、相手方提示額が約3800万円であったところ、訴訟による和解の結果、約6650万円での解決となった事例
争点
死亡慰謝料、死亡逸失利益、過失割合、葬儀費用
コメント
被害者の方が亡くなられたご案件は、賠償金額が高額となるところ、高額な賠償金額の決裁は訴訟を経由しなければ保険会社側が承認しない傾向にあるため、原則として、訴訟による解決をお勧めしております。過失割合、葬儀費用、死亡慰謝料、死亡逸失利益など争点は多岐に渡りましたが、過失割合を0、葬儀費用は相場より高額の200万円、死亡慰謝料も相場より高額な総額2900万円などを内容とする和解案の提示を受けることが出来たため、ご遺族の早期解決の意向も踏まえて、和解による解決となりました。訴訟による解決を選択したことが、相手方提示額からの大幅な増額による解決に繋がったものと思います。
弁護士費用
訴訟を受任の範囲として「18万円(税込19万8000円)+獲得金額の8%(税込8.8%)」という内容で契約し、弁護士費用や実費を控除した結果、お手元に約6000万円が残ったもの。