自転車と自動車の事故で、提示金額約90万円→約170万円での解決となった事例
事案の概要
自転車と自動車の事故で、専業主婦の方が8か月ほどの通院を要した事案で、相手方保険会社の初回提示金額は、約90万円であったところ、交渉の結果、約170万円での解決となった事例
争点
治療期間、休業損害、慰謝料
コメント
家事従事者であっても、最高裁の判例により家事には労務対価性が認められるため、休業損害を請求することが可能です。今回の方は、高齢(70代)であったものの、同年齢の年齢別賃金センサスを基礎収入とする休業損害が認められたことで、示談金額を大幅に増額することができました。治療期間にも争いがありましたが、治療期間は多少なりとも譲歩して、休業損害は譲歩を引き出すなど柔軟に対応した結果が良い解決に繋がったと思います。