バイクと自動車の事故で、提示額が約300万円→約380万円で解決した事例

事案の概要

 バイクと自動車の事故で、被害者請求により、後遺障害12級6号(上肢関節の機能障害)が認定された事案(症状固定時年齢72歳)で、相手方初回提示額が約300万円のところ、交渉の結果、約380万円で解決した事例(自賠責保険からの後遺障害分を含めると約600万円)

争点

後遺障害逸失利益、後遺障害慰謝料

コメント

 後遺障害14級9号を超える後遺障害に関する賠償交渉は、当事者間での話し合いによる解決では適切な金額の提示を受けることが困難な傾向にあると感じていますが、今回のケースは、被害者の方が比較的高齢でしたが、後遺障害逸失利益をこちら側にとって有利に提示してきていたため、総合的に勘案した結果、第三者機関に移行することなく解決しました。メリット・デメリットを冷静に分析できたことが良い結果に繋がったものと思います。