玄関先で作業中に自動車に轢かれた事故で、約1370万円での示談が成立した事例

事案の概要

 玄関先で作業中に自動車に轢かれた事故で、被害者請求の結果、後遺障害12級7号(下肢関節の機能障害)が認定された方(症状固定時年齢46歳)で、裁判所の傾向と比較すると高額な基礎収入を交渉により引き出した結果、約1370万円(後遺障害部分の自賠責保険金を含む)での示談が成立した事例

争点

後遺障害逸失利益

コメント

 後遺障害14級9号を超える後遺障害に関する賠償交渉は、一般的には、当事者間での話し合いによって適切な金額の提示を受けることは困難な傾向にあると感じていますが、今回の相手方保険会社は、裁判例に疎かったからか(はたまた早期解決の意向が強かったからか)、裁判例の傾向よりも、高額な基礎収入による後遺障害逸失利益を提示して来ました。このような事態も稀に発生するのですが、このような予想外に良い提案を引き出すためには、交渉の駆け引きや提示された金額に対する冷静な分析力が必要になります。機械的に第三者を入れた手続きに移行することなく、相手方からの提案を伺ったことが良い結果に繋がったと思います。

弁護士費用

 後遺障害申請と賠償交渉を受任の範囲として、「後遺障害が認定された場合には、27万円+獲得金額の12%」、「認定されなかった場合には、18万円+獲得金額の8%、ただし、獲得金額と自賠責基準の差額の50%を上限とする」という内容で契約し、後遺障害が認定された結果、消費税や実費を控除して、お手元に約1160万円が残ったもの。