自転車と自動車の事故で、示談交渉の結果、約20万円→約95万円での解決となった事例

事案の概要

 自転車と自動車の事故で、後遺障害の認定には至らなかったものの醜状痕を残した事案で、相手方保険会社の提示額が約20万円であったところ、示談交渉の結果、約95万円での解決となった事例

争点

通院慰謝料

コメント

 醜状痕を残した場合には、後遺障害が認定される場合でなくとも、醜状痕の残存は外部からみても明らかであることから、慰謝料の増額事由として考慮されることがあります。今回のケースでも相手方保険会社からの提示額では、醜状痕が残存している事情は考慮されずに慰謝料が提示されていましたが、弁護士に依頼して交渉した結果、醜状痕の存在も考慮して、裁判所基準の約120%を慰謝料とする形で、総額約95万円での示談となりました。当初提示額から4倍超の示談となり、依頼者の方も納得の解決となりました。