歩行者と歩行者の事故で、相手方提示額1万円→訴訟の結果、約90万円での解決となった事例

事案の概要

 歩行者と歩行者の事故(歯牙欠損)で、相手方保険会社の訴訟前における提示額が約1万円であったところ、訴訟の結果、約90万円での解決となった事例

争点

 将来治療費、通院慰謝料

コメント

 歯牙欠損(歯の欠損)は、治療が将来に渡って必要となることが通例であるにもかかわらず、裁判例が多くないこともあって、適切な補償を巡って争いとなることが少なくありません。今回のケースも、相手方保険会社からの訴訟前の提示額は非常に低額でしたが、主治医である歯科医からの意見書や将来治療に要する費用の資料などをもとに、訴訟を進めた結果、事前提示額から約90倍となる金額での解決となりました。歯牙治療の補償が問題となっている場合は、交通事故を得意とする弁護士へお早目にご相談ください。

弁護士費用

 訴訟を受任の範囲として「着手金を0円、成功報酬金を獲得金額の50%(税込55%)と獲得金額の20%(税込22%)+30万円(税込33万円)のいずれか低い方」とした契約で、弁護士費用や実費を控除した結果、お手元に約35万円が残ったもの。